原状回復やリフォーム、まず最低限のことはやっていますか?

当社には毎日たくさんのオーナー様から空室を何とかしたい、というご相談があります。
みなさん、口をそろえて言うのが、「最低限のことはしてあるのになかなか決まらない・・・」というものです。

おそらくこんな感じではないでしょうか?

[写真1]
平凡

決して悪い物件ではありません。

退去後に最低限のリフォームはした。そして管理会社から言われる通り、何か所か修繕もした。

それなのに「家賃をもっと下げなければ決まりません」と言われてどうしょう・・・と悩まれているのが現状だと思います。

もしそうではなく、下の写真2のように内装や設備が汚れていて最低限のこともやっていない方は、なぜ空室なのか理由が明確なので、悩まずに、いますぐリフォームかリノベーションしてください!

[写真2]
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最低限の原状回復はしてあるのに、なぜだめなの?

さて、上の写真1のような清潔な状態にしてあるのに空室が埋まらないのはなぜなのか?
→ 答えは、単純に同じような清潔感のある平凡な物件があふれてるからです。
同じエリアに50件、100件と似たような物件がある状態で、どんなに頑張っても、見た目が平凡で、立地条件が同じなら、結局は価格(家賃)で勝負するしかなくなります。

だから”家賃を他より少し下げましょう・・・”

これがよくありがちな戦い方ですが、他の物件も下げてきた場合は下げ損になって泥沼化します。

では、どうすべきか?
→ 他と同じ戦い方をするのではなく、一歩抜け出すためには「見た目が平凡」のほうに手をつけるべきです。
つまり見た目の魅力をしっかり上げる。そしてその分、家賃も他よりも少し上げる。

このように逆張りの発想で行くべきです。

まわりと同じ発想、というのが空室が埋まらないホントの理由です。