ミニキッチンのリフォームの費用対効果は?事例・費用を解説


ワンルームなどの一人暮らし用賃貸物件に多く採用されるミニキッチン。
室内が広くなくても、コンパクトなサイズで最低限のキッチン要素は取り入れることができます。
今回は、ミニキッチンをリフォームする際の費用や費用対効果、施工事例をご紹介します。

ミニキッチンとは

ミニキッチン(コンパクトキッチン)とは主に賃貸用のワンルームや1Kについているユニット型のキッチンのことを言います。

サイズは幅900mm~1500mmの間が標準と小型のものになりますので、単身者向けで本格的に料理をするファミリー層には向きません。

システムキッチンなどは価格例が良く出ていますが、このミニキッチンについては情報が少なく、価格や相場について質問を受けることが多いので、本体価格や施工費のことを詳しく書いてみようと思います。

(賃貸物件に入居されている方からのご依頼では工事できませんので、あらかじめご了承ください。)


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本当にキッチンのリフォームは必要?

ご所有の物件で退去が出た際のリフォームでミニキッチン交換を検討されるオーナー様も多いと思います。
実は、そのキッチン、交換しなくてもまだ使えるかもれません。

とはいえ、「キッチンが古いとなかなか借り手がつきませんよ~」などと言われて、不安になっている賃貸オーナー様も多いのではないでしょうか。

また、長年住んだ入居者が退去して高額な見積もりが来て驚かれているかもしれません。

「キッチンがかなり傷んでいるので、このタイミングで交換したほうが良いですね~」、と言われて、原状回復+キッチン交換で50万円以上の見積もりがくることも珍しくありません。

「そんなに費用がかかるなら、もっと他に良い方法があるかも?」とこちらのページにたどり着いたオーナー様もいらっしゃるでしょう。

実際にキッチンが古いだけなのか、水漏れなど故障があるのか、によって対応は変わりますが、ほとんどの場合はキッチンを交換せずとも、キッチンを再生利用できるケースが多いです。(後ほどご説明します)

ミニキッチン交換のリフォーム費用は?

まずは、以下、ミニキッチンをリフォームする際の相場などを説明しますので、本当に費用対効果が得られるか、十分に検討してみてください。

ミニキッチン・コンパクトキッチンの本体価格

最安値や激安で検索すればメーカー等を問わなければ10万円くらいで見つかります。

ただ、リクシル、パナソニックなど有名メーカーのものを選ぶなら20万円前後見ておく必要があります。もちろんこれはキッチンの本体だけの価格ですね。

それプラス、ミニ冷蔵庫付かどうか、水栓がシングルレバータイプか、コンロはガスかIHかなどでも値段が変わります。

これに別途、施工費(解体処分費や組み立て・電気・ガス・水道工事費など)がかかります。

ミニキッチン・コンパクトキッチンの施工費(工事費)の目安

本体価格はネットで探せば色々出てくるのですが、やっかいなのは施工費がいくらかかるのか、がわかりにくいということです。

なぜなら物件の状態や事情によって施工費は変動しやすいので、現地を見て見積りが必要となっているケースが多いのです。だから施工費を公開しているところが少ないのです。

ただ、あえて相場感やどこにお金がかかっているのかの内訳などを知ってもらうために一般的な価格を書きますね。

工事費の内訳としては既設キッチン解体撤去・処分費、床及び壁の標準的な補修工事、給排水工事、電気工事、ガス配管工事などが含まれます。

あくまで一般的な目安として書きますが、だいたいこんな感じの見積もりが多いと思います。

・搬入組立費:3~6万円
・解体・撤去・処分費:2~3万円
・給排水工事:3~5万円
・電気工事:3~5万円
・ガス工事:3~5万円
・内装補修費:2~3万円

合計で15万円~20万円くらいを本体とは別でざっくりと見ておけば良いでしょう。

つまり、キッチン本体価格を仮に15万円として、別に施工費(工事費)15万円前後で約30万円前後というのがミニキッチンリフォームの金額です。

費用対効果は本当にあうのか?

本当に30万円かける価値があるかどうかじっくり考えてみてください。

もちろんピカピカの新品が良いのは誰だって同じです。ただ、何のためにキッチンを交換するのかしっかりと考えてみてください。

特にファミリー向け物件の場合はキッチンは重視される傾向にありますが、単身者の場合は、家でほとんど料理はしないという人も多いので、30万円かけて新品にしても、そこまでありがたがられない可能性もあるわけです。

結果として、

オーナーさんの想い:

「キッチンを30万円もかけてリフォームしたのだからすぐに入居者が決まるだろう、なんだったら家賃もちょっと上げれるかな…」

入居者の考え:

「へぇ~この部屋キッチン新しいのですね、でも僕、料理あまりしませんからね。それよりも家賃を少し下げてもらえないですかね…」

みたいなことになりかねません。

ですので、単身者向け物件で空室解消を目的とした場合には、キッチンの新品交換よりも他に投資したほうが費用対効果が高まる可能性があるのです。

キッチンを交換せずに再生する?

新品交換せずに再生利用するという方法があります。このやり方だと、交換するよりも安く済むので、浮いた金額を他の部分に投資できます。

ポイントは「塗装」+「ステンレス研磨」+「クリーニング」です。

(当社の定額リノベーションパックの中には、このセットが含まれます。※あいにくキッチン再生のみでのお取り扱いしておりません)

ちなみにどれくらい変わるか、写真で見てみましょう。

【Before】

dsc09456

【After】

dsc07625

どうでしょうか?塗装してステンレス部分は研磨して、徹底的にクリーニングをするだけでこんなにも印象が変わるのです。

キッチンリフォームを検討しているオーナー様へのご提案

30万円かけてキッチンを新しくするのも良いですが、それなら、もう少し予算をプラスになりますが、キッチンはほどほどにして、定額パック料金のリノベーションで部屋全体の印象を変えたほうが、手前味噌ですが、空室解消には圧倒的な効果があります。

例えば、20㎡のワンルームの例で、当社のパッケージ料金は50万円(税別)です。ただし、そこにはキッチンの再生だけでなく、壁天井や床、照明、その他、魅力的な物件にするために必要な工事がパッケージに含まれていますのでかなりお得感があります。

≪キッチンは交換せずにパッケージプランで部屋全体を施工した例≫
IMAG9845

30万円かけて魅力のない部屋のまま家賃を下げたり、空室を我慢するか、それとも50万円かけてでも魅力ある物件にして賃料アップと早期満室を狙うか。

仮に家賃が数千円でも上がれば、50万円は費用ではなく生きた投資になります。

実際に当社ではキッチンは既存のまま再生利用する形で、定額パック料金のリノベーションで、今まで1,000戸以上の空室を解消してきました。

もしキッチンが古くて入居者がつかないとお悩みであれば、まず既存のキッチンのまま空室を解消できる可能性があるかどうかアドバイスさせていただきますので、気軽にお問い合わせください。

 

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