ワンルームのリフォーム費用と相場について


ワンルームマンションのリフォーム費用について、わかりやすくお伝えします。

「ワンルーム・1Kのリフォーム費用の相場はいくらくらいなのか?」

「管理会社から来た見積もりは適切なのか?」

「リフォーム費用をもっと安くする方法はないのか?」

このあたりの疑問にお答えしたいと思います。

ワンルームのリフォーム方法別費用

ワンルームといっても、どの程度までリフォームするのかによって金額は全く変わってきます。

以下に目安となる金額感を記載しますが、部屋の状態や個別要望によって変わりますので、あくまで目安と捉えてください。

原状回復工事の費用

ワンルームや1kの場合は10〜15万円前後が一般的です。

内容としてはクリーニングや壁紙の張り替え、部分的な補修などになります。

原状回復工事については、わざわざ自分で現場に来て退去立会するような方は少なく、管理会社にお任せするのがよいかと思います。

フルリフォームの費用

ワンルームや1kでレイアウトを大きく変えることなく、キッチン・ユニットバス・洗面などを入れ替えて、壁や床を新しくすると、150万円〜200万円前後が相場です。

もちろんどのようなグレードの材料を選ぶかによって変動します。

フルリノベーションの費用

完全にスケルトンの状態にしてから、床壁の下地から作り直す場合、ワンルームや1Kでも300万円〜400万円くらいが相場です。

こらちもフルリフォームの場合と同じく、材料のグレード感によって金額は変動します。

パック型の定額リノベーション費用

弊社が提供しているサービスもこのタイプになりますが、スケルトンにするのではなく、残せるものはなるべく再利用しながらコストを抑えて、デザインは一新するような方法です。

このページの一番最初の写真のような仕上がりになります。

価格はワンルーム・1Kで50万円〜になります。

発注先によるリフォーム費用の違い

もちろん使う材料によっても値段はピンキリですし、管理会社に依頼するのか、それとも職人や工務店やリフォーム屋に直接発注するのか、取る手間とリスクによって金額は変わります。

管理会社にリフォームを依頼する場合の費用

一般的には管理会社のマージンが乗っているのですが、10%程度のところが多いです。

これを高いとみるか安いと見るかですが、管理会社さんはスケジュールを調整したり、鍵を受け渡ししたり、工事が滞りなく進むか管理したり、出来上がった工事に不備がないかを確認したり、お金を立て替えたり、このような手間を考えると適正ではないでしょうか。

職人に直接依頼すると安いの?

よく職人に直接頼むと安くなる、というようなことがプロ大家さんの本などに書いてありますが、失敗するリスクもあります。

リスクや手間をとれるなら、普通のリフォーム店や工務店に頼むよりも10%〜20%くらい安くなる場合もあります。

ただ、腕の良い職人を確保し、現場に入ってもらうスケジュールを調整したり、場合によっては部材も自分で発注して現場に届けたり、施工内容を確実に指示をするために図面を作成したり、現場を何度もチェックしたりと手間はかかりますので、ここまでやれる方は正直リフォーム業をやるべきです。笑

材料の発注をミスして、職人の手を止めてしまった場合は日当も保証し、材料を頼み直すと材料費が二倍かかり、ミスした商品の処分費もかかり・・・プロでもこのようなミスをすることがあるので、ミスをすれば手間のわりに逆に高くなるリスクも考慮しておくべきです。

ワンルームの部分別リフォーム費用

(※部屋の広さは20㎡前後を想定)

・キッチンのリフォーム 新品交換で20万円~30万円前後
・3点ユニットのリフォーム 分離工事で50万円~100万円前後
・フローリング張り替え 10万円~20万円前後
・クロスの総張り替え 5万円~7万円前後
・給湯器交換 10~15万円前後

リフォーム費用を安くする方法

リフォームは人が動き、材料があるため、完全に同じ工事内容であれば、二倍、三倍と費用が変わることはまずありません。

ただ、少しの工夫で費用は安くなりますので、そのあたりのポイントを最後に記載しておきます。

こだわりを持ちすぎない

自分が住むかのように徹底的にこだわる方がたまにいますが、その場合は費用は高くなりがちです。

一般的にオーナーさんが住んでいる自宅はグレード感が高く、そのような質感を求めると失敗します。

あくまで入居者が望むレベルでとどめるべきです。

また、家賃が上がるかどうか、を判断軸にすることもおすすめです。

手戻りをなくす

最初にしっかりと要望をすりあわせして、途中でやり直したりすることがないように進めましょう。

もちろんリフォームなので、見えない部分に問題が出る場合がありますが、少なくとも見える部分はしっかりと決めておきましょう。

手間を引き受ける

上記のように職人に直接発注するようなのは難易度が高めですが、おすすめできる方法のひとつは「簡単な分離発注」です。

例えば、エアコンだけは自分で頼んでみる、給湯器の交換だけ自分で安いところを探して頼んでみる、などです。

定額パック工事を利用

ある程度仕様が決まったパック工事は入居者が望む必要最低限のものが詰め合わせになった工事なので失敗は少ないです。

またコストも本格的にリノベーションするよりは抑えることができます。

「空室を埋めたい」「家賃を少しでも高くしたい」など空室対策としてリフォームを検討している場合は、設備機器だけを交換しても効果は低いです。

平凡にリフォームするのではなく、特に単身者向けのワンルームであれば、見た目の差別化をする意味でもデザインを一新する定額リノベーションを検討してはいかがでしょうか。

  

もう空室で困らない

賃貸物件専門の空室対策リノベーションで、空室対策・家賃アップを目指しませんか?

無料でお見積もり依頼