浴室換気乾燥機へ交換するには?費用やリフォーム事例を紹介!

 

最近の新築マンションには、必須設備となってきている「浴室換気乾燥機
賃貸物件のあると嬉しい設備ランキングにも上位へランクインしている人気の設備ですが、実際に設置・取り付けにかかる費用や、取り付けの際の条件など気になりますよね。
そこで今回は、浴室換気乾燥機について、交換する前に確認しておきたいポイントや、弊社の施工事例もあわせてご紹介します!

浴室換気乾燥機が賃貸物件にあるといい理由

築古の賃貸物件にはなかなか設備として普及していない浴室換気乾燥機ですが、賃貸物件の設備の中ではかなり人気の設備となっています。

全国賃貸住宅新聞から発表された「入居者に人気の設備ランキング2023」の、<この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる【付加価値編】>で、浴室換気乾燥機が単身者向けで5位、ファミリー向けで7位と高い順位を獲得しています。

新築物件ではなくてはならない設備となってきていますが、築古物件ではまだまだ普及していない状況の中、ライバル物件との差別化にピッタリなのが浴室換気乾燥機です。


「人気の設備ランキング2023」についての記事はこちら↓
【2023年最新版】入居者に人気の設備ランキング
そのほかの設備についても詳しく解説していますのでぜひご覧ください!

浴室換気乾燥機へのリフォーム方法

では、ご所有の物件に浴室換気乾燥機が設置できるのかどうか、費用や注意点を確認していきましょう。

浴室換気乾燥機の種類

まず、浴室換気乾燥機には電気とガスの二種類があります。
電気式は、後付けがしやすく機器自体の金額もガス式に比べ安価ですが、パワーはガス式に劣ります。
後付け方法であれば、電気式が一般的です。

一方、ガス式は、屋外の給湯暖房用熱源機(=給湯器)で温水が暖められ、そのお湯を循環させることによって、浴室換気乾燥機から温風が出るという仕組みになっています。
そのため、新規で設定するのであれば専用の給湯器の交換も必要となるため、初期費用がかさみます。
機器自体の金額が電気式に比べ高価なためリフォーム時は費用がかかりますが、光熱費は安く抑えられるというメリットもあります。

特に大きなこだわりがないのであれば、既存が電気式の換気扇を使用しているのであれば電気式を選択し、すでにガスで使用する暖房機を浴室内で使用しているのであればガス式を選択するをおすすめします。

取り付けられない場合もある?

浴室換気乾燥機が設定できない場合もあるため、注意が必要です。
一概には言えませんが、下記のような状態であると設置は難しいかもしれません。

・浴室内に換気扇がない(窓等で換気している)
・浴室換気乾燥機を設置するスペース(40センチ程度)がない
・換気扇と照明の間に十分なスペースがない

古い浴室や、コンパクトなユニットバスなどへの設置は難しい可能性がありますので、リフォーム業者などへご確認の上、取付のご判断を行ってください。

浴室換気乾燥機の取り付け費用

既存の電気式の換気扇を、同じように電気式の浴室換気乾燥機に交換する場合であれば、機器の費用と設置費用で合わせて10~15万円といったところでしょう。
電気職人が配線・取り付けを行い、数時間で完了することが一般的です。
ユニットバスを交換する際に合わせて浴室換気乾燥機にするのであれば、通常の換気扇費用に+4~5万円程度で設置できるため、ユニットバスを交換する予定があるのであれば、一緒に浴室換気乾燥機に交換するのがおすすめです。

ガス式の場合、機器代が電気式と比べ高価なため、機器の費用と設置費用合わせて10~20万円、給湯器の交換が必要であれば35万円程度だと言えます。

賃貸物件には、初期費用が抑えられ、機器の種類も多い電気式がおすすめです。

リフォームする際の注意点

浴室換気乾燥機を設置する際には下記の注意が必要ですので、交換前にまずご確認ください。

・分電盤に空きがあるか
浴室換気乾燥機を新規に設置する場合、専用の回路を引く必要があるため、いま設置されている分電盤に空きがあるかの確認が必要です。
空きがなく、すでにいっぱいの場合は分電盤交換が必要となるため、追加費用がかかってきます。

・設置個所の開口部のサイズ
浴室換気乾燥機といえば、天井埋め込み型が一般的ですが、交換の際には既存の開口部のサイズの確認が必要です。
既存の換気扇のサイズによって、開口部を広げたり小さくしたり、加工が必要となります。

・換気口がついている部屋の数
換気扇には一つの動力で複数部屋換気している種類もあります。
浴室と脱衣所(もしくはトイレ)の二箇所であれば2室換気、浴室と脱衣所とトイレの三か所であれば3室換気というように、換気している部屋の数によって、換気扇の種類も変わってきます。
既存の換気数に合わせて、浴室換気換気扇の交換を行いましょう。

どの項目も判断が難しいため、現地調査の際にリフォーム会社に確認してもらいましょう。

換気扇から浴室換気乾燥機への交換事例

浴室と脱衣所の2室換気扇から、浴室換気乾燥機へ交換した事例を紹介します。
今回は、築18年の空室になったマンションのリフォーム事例です。

既存は、浴室と脱衣所の2室換気扇が設置されていました。

【浴室換気扇ビフォー】
   

【脱衣所換気扇ビフォー】

こちらの物件は、分電盤に空きがあったため、10番の予備電源を使用しました。

そして、新しい浴室換気乾燥機がこちら
【浴室換気乾燥機アフター】

こちらの物件では、マックスというメーカーの浴室換気乾燥機へ交換しました。
衣類乾燥のためのランドリーパイプも忘れずに設置!
メーカーによってはミストサウナが搭載されているなど、いろいろな特徴があるため、商品選定の際には参考にしてみてください。


浴室換気乾燥機へ交換することで、物件の価値が上がり、家賃アップも目指せるかもしれません。
ライバル物件との差別化で、早期空室解消を目指しませんか?

イエスリノベーションは賃貸物件専門のデザインリノベーション会社です。
空室でお困りのオーナー様はぜひお問い合わせください。

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※浴室換気乾燥機の交換だけの依頼は受け付けておりません。パッケージ工事に追加してオプション工事として受け付けております。詳しくはお問い合わせください。

 

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